運営者について

高卒認定試験(旧大検)サイトの運営者紹介

高卒認定試験(旧大検)サイト運営者の自己紹介です。子供時代から思春期へ、高校中退、大きな時代変化を感じつつ土木建築業に携わり、夜の仕事を経て、大検に出合うまでのプロセスです。学びなおそうと思った理由、大検合格から現在に至る歩みをお話しします。

自己紹介

  • 小学校時代

泥だらけになるまで外で走り回る元気な少年、TVゲームも大好き。地域のサッカーチームに所属。塾などの学習系習い事の経験は一切なし。学校の宿題や夏休みの課題はほとんど提出しない大人泣かせの子供でした。

  • 中学校時代

部活とバンド活動、はじめて付き合った彼女に夢中。ますます勉強はしなくなる。成績は5段階評価で1をもらう始末。授業中に寝ていて叩き起こされることもしばしば。建築現場での手伝いを始めた時期。

・高校時代〜建築現場〜歓楽街

ますますバンド活動に夢中になり勉強は視界から消えてしまう。君は高校に向いてないと先生に告げられる。けっきょく一年次で高校を中退。以降、建築現場や夜の仕事などを転々とする。

・大検取得〜大学合格〜卒業

20歳の時に高卒認定試験(旧大検)取得を決意、3ヶ月後に合格。翌年大学に合格。25歳で大学卒業、仲間と建築関係のビジネスを始める。29歳で結婚、現在は家族で事業を営む。

大検取得に至った理由

1990年代の半ば、私は都内の建築現場で働いていました。そのすこし前までは僅かながらバブルの残香も感じられて、地域の有力者やその取り巻き業者に流れてくる景気の良い話も聞こえていました。
私は少年時代にサッカーをやっていたので体格が良く、中学生の頃から休みになると建築現場で手伝いをしていました。当時の日当は8千〜1万円。中学生には超がつく大金です。いまはむかし、おおらか時代の話です。

建築現場では「土足禁止」の高級車に乗る人たちが、休憩になると日当10万円近くになる仕事の話をしていました。どういう人たちと繋がればそんなおいしい仕事にありつけるのだろう、私は両耳に神経を集中させて聞いたものです。
しかしいつの頃からか、金無垢のロレックスやゴツいブレスレットを身に付けて現場にくるおじさんたちの姿を見なくなります。そして缶コーヒーやタバコを買いに行くだけで気前よく駄賃をくれるお兄さんたちも後を追うようにいなくなりました。

私にとって最後の現場作業となったのは忘れもしない高速道路の擁壁補修です。今ではありえない話でしょうが、ほとんどがホームレスで編成されたチームが、ワゴン車で現場に乗り付けて夜間中ひたすら土嚢(どのう)を積みます。祖父ほどに歳の離れた男性に対して延々と暴言を吐く現場監督。私にまで何度も頭を下げる年配男性に、敬愛する父や祖父の姿がダブり、おもわず溢れた涙を覚えています。

助けが必要な人ほど救済制度を知らず、知っていても申請できない状況がそこにあることを知りました。食事もロクに摂っていないのか痩せこけて、体力もないのでようやくありついた仕事でもゴミ扱いされている。土嚢(どのう)積みで出会った年配の男性もそんな一人だったと思います。私自身も若くて体が丈夫なうちになんとかしなければいけない、そんな漠然とした焦りと不安で、背筋が寒くなったのを昨日のことのように思い出します。

そのころ父が連帯保証人で大損害を負いました。長年の友人に裏切られたことが原因ですが、私はこう考えました。人生はそれを知っているかどうか、ただそれだけで人生が決まってしまうことがある。そして大いに後悔しました、世の中の仕組みや制度を知らない自分には、大切な家族を助けることも、協力することもできなかったことを。

数年後、羽振りの良い人たちが消えた建築現場を後にした私は、活路を見出すべく歓楽街に向かいます。夜の世界ではインパクトのある出会いがいくつもあり、そこには裏の世界で生きている人たちが大勢いました。そこで私は、予想だにしていなかったメッセージを受け取るのです。

「君は勉強しないともったいない」

「大検を取って大学に行くといい」

「椅子に座る癖をつけて、今のうちに勉強しておきなさい」

これは私にとって衝撃でした。おそらく勉強とは無縁であろう人々が、口々に私にそう告げました。そこには何か過去の自分に対するメッセージのような、不思議な熱が込められていたように感じました。

歓楽街から離れる前夜、明日から系列店のショーパブを任されてくれるかな、と。そのとき私は虚飾の世界からの完全な方向転換を決心しました。ミラーボールと羽飾り、テンションの高いマイクパフォーマンスが耳に残っています。気がつくと世界は1990年代も後半でした。

1990年代後半は、私の感覚ではインターネットが普及し始めた時期です。大きな時代の変化とうねりを感じて、それまでまったく手を付けてこなかった勉強を始めようと決心しました。それは私の人生において重要な分岐点となりました。そして20歳の時に私は大検取得を決意しました。

英語は「I・my・me…その次が思い出せない」レベル。数学は「三平方の定理」から始めました。教科書を読んでいても読めない漢字がいくつも出てきます。遷都(せんと)とか禅譲(ぜんじょう)とかいわれても、ことばの意味がわかりません。

それでも独学で必死に勉強して3ヶ月後に合格。翌年、第一志望には落ちますが大学合格。24歳で大学を卒業して仲間と起業して今日に至ります。

現在の私

先日ひさしぶりに高卒認定試験(旧大検)の相談を受けました。そしてあらためて、どんなアドバイスが役立つのか考えて、サイト作りを思いつきました。

現在の私は、とある分野で相談を受けたり問題解決のお手伝いを生業にしています。私はその役割に誇りをもち、日々学びを続けています。私は無責任に役に立たない情報を垂れ流すことはしません。当時こんなことを教えてくれる人がいたらどれだけ助かっただろう。そんな思いを込めて、私の経験が必ず誰かの役に立つという確信のもとに情報を発信しています。このサイトが高卒認定試験(旧大検)に取り組むきっかけとなり、少しでも誰かの手助けとなれば幸いです。


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